時効処理(じこうしょり)        [s12]

【用語の意味】
時効硬化処理・エイジング処理なども同様。
温度を加えて、時間変態を促進させる処理で、硬さ、耐食性などを変化させる処理方法のこと。 
【関連する用語】
 析出硬化  過時効
【補足説明】

温度を加えて焼戻しすることと同じ熱処理操作といえる。
焼入れ鋼では、寸法変形の防止などの目的で、通常の焼戻し後に行われる温度操作であるが、焼戻し温度を超えた温度で処理する場合は、焼戻しと同様の硬さ変化や変寸、じん性変化などが生じる。
析出硬化型のステンレス鋼(SUS630など)では固溶化処理の後に機械加工などで製品を成型し、その後450~650℃程度の温度で析出硬化処理(時効処理)を行う。この時、このステンレス鋼は炭素量が少ないので炭化物の析出硬化よりも変形が少ないという特徴があり、時効温度は焼入れ鋼と同様に、硬さ、強さ、じん性値などから決めることになる。


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